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「手入れ」ではいけません!

これは私が16年間愛用し続けている革靴です。自分でいうのは何ですが16年間履き続けている割には綺麗でしょ!

別段仕事柄、常に洗っているわけではありませよ。また「手入れ」すら一度もしたことはありません。

 

洗うことも手入れもしていないのに、なぜここまで保つことができるのかって?

 

実は「おもり」は使用するたびにしております。

 

よく、革製品の靴や鞄(カバン)の「手入れ」の仕方を尋ねられることがありますが、私は皆様にこう申し上げます。

 

「手入れではなく、おもりをして下さい」と。

 

例えば小さいお子さんを育てるのに「手入れ」はしませんよね。「おもり」でしょ。

 

「手入れ」は痛んだ時にするものです。「おもり」は常に愛情をもってするものです。

 

私は靴や鞄は使用した度に布で優しく全体をふき取って、

月に2~3回はワックスが浸み込んだスポンジで軽く拭きあげます。

そうすると靴や鞄はとても長持ちしますよ。

それでは今日はこの辺で

ご機嫌うるわしゅう。