「ドライクリーニングとはどんな洗い方?」
9月初頭にNHKの『チコちゃんに叱られる』で放送されました。
実はれっきとした液体化学溶剤を使った洗濯方法で、
乾いた空気で洗うわけではありません。
また一般家庭で馴染みのある洗い方は水ですね。
しかし水洗いは水溶性の汚れを取ることはできますが、
油性の汚れを洗い落とすことはできません。
それを可能にするのがドライクリーニングなのです。
この特性は、水で洗うと収縮したり型崩れしたりしやすいウールやシルクに対しても、
収縮や型崩れすることなく、原形をとどめたまま洗いあがります。
その証拠に水で洗ったら簡単に破れてしまうティッシュペーパーですら、
原形や風合いも損なうことがありません。
また、完全に乾燥させれば身体にも全く影響はない、画期的で安全な洗い方なのです。
その由来は19世紀フランスの貴族の家で偶然なハプニングで生まれました。
ある日メイドが運んできたアルコールランプの蒸留油をテーブルクロスの上にこぼしてしまいました。
すると、そのテーブルクロスに付いていた油汚れが、たちまちキレイに落ちたのです。
これにヒントを得て、現在我々が使用している化学溶剤へと進化してきたわけです。
このように弊社のおこなうのドライクリーニングは、
様々な技術やテクニックがつまった最先端の洗濯方法なのです。

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