冬のアイテムの定番となった皮革製品は布製品に比べて
丈夫で長持ちするものと思われています。
しかし、取り扱い方法をひとつ間違えると大変なことになります。
そのやってはいけない代表的な行為は次の2つのケースです。
ひとつ目は、雨や水に濡れた時にドライヤーや、ヒーター、
乾燥機などの熱で乾かす行為です。
濡れた個所に熱をあてると、革のタンパク質であるコラーゲンに
熱が加わったことで変性し、収縮して硬化してしまいます。
また、スチームアイロンも絶対に使用しないでください。
同じようにその部分が収縮、硬化してしまいます。
もし、皮革製品が濡れてしまったら、まずその表面を乾いた布でやさしく
拭きとった後、室内の風通しの良いところに吊るして自然乾燥してください。
靴や鞄類の場合も同様に布で拭きとってから、中に新聞紙を丸めて入れるとよいでしょう。
急いで乾かそうとしないことがポイントです。
もうひとつ注意したいのが、塩化カルシウムです。
塩化カルシウムは乾燥剤や、路面に散布される融雪剤に含まれている身近な物質です。
塩化カルシウムが革に浸透するとコラーゲンが変性して収縮が起こったり、
色が黒ずんだりします。
タンスに置く乾燥剤は皮革製品には近づけないでください。
また、雪道を歩く場合に皮革製品を身につけるのはお勧めできません。
皮革製品が濡れてしまった場合は何もせず、先ずは私どもにご相談ください。

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